2012年4月8日日曜日

東海地方の窯 江戸時代のもの



新次郎焼

しんじろーやき

伊賀

元和頃

1615-1624

新次郎の好みに従って造った伊賀焼、銘「新」またあ「新次郎」伊賀焼中上好の作

源十郎焼

げんじゅうろうやき

飛騨大名田

元和年間

1615-1624

源十郎創業、飛騨製陶の祖

下石焼

おろしやき

美濃下石

元和年間

1615-1624

加藤庄三郎開窯

源氏窯

げんじがま

尾張瀬戸

元和年間

1615-1624

瀬戸の古窯の一、一名、源十朗窯

市之倉焼

いちのくらやき

美濃市市之倉

徳川初期

1615-1700

一説に加藤直政建長年間創始現在杯の主産地

織呂窯

おろがま

尾張品野

徳川初期

1615-1700

瀬戸窯の一、「隠れ窯」

妻木窯

つまぎがま

美濃妻木

徳川初期

1615-1700

加藤太郎源右衛門創設

御深井焼

おふけやき

尾張名古屋城内

元和二年

1616

仁兵衛唐三郎太兵衛等創む窯印深井

高田焼

たかだやき

美濃高田

元和二年

1616

加藤景一創む、所謂高田徳利を産す

落合焼

おちあいやき

尾張落合

寛永頃

1624-1645

遠州伊賀

えんしゅーいが

伊賀丸山

寛永年間

1624-1645

小堀遠州の好みに従って焼いた伊賀焼

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%A0%80%E6%94%BF%E4%B8%80

城意庵窯

じょういあんがま

尾張鳴海

寛永年間

1624-1645

楽二代

御勝山焼

おかちやまやき

美濃赤坂

寛永二年

1625

前名温古焼

温古焼

おんこやき

美濃赤坂

寛永二年

1625

清水平七(号温古)創設、前名 御勝山焼

藤堂伊賀

とうどういが

伊賀

寛永十二年

1635

藤堂高次時代に創る、孫兵衛、伝蔵等の作

多治見焼

たじみやき

美濃多治見

寛永十八年

1641

加藤景増開窯

御庭焼祖母懐

おにわやきそぼかひ

尾張名古屋

正保年間

1644-1648

加藤仁兵衛等名古屋城内にての作

戸山焼

とやまやき

東京牛込

萬治年間

1658-1661

徳川尾張候戸山別邸楽々園内の御庭焼、文政年間斉荘候再興加藤唐三郎作る

楽々園焼

らくらくえんやき

東京牛込戸山

萬治年間

1658-1661

一名戸山焼、尾州藩戸山別邸内の御庭焼

元贇焼

げんぴんやき

尾張名古屋

萬治年間

1658-1661

帰化明人陳元贇の作、安南写、寛文十一年残

http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/70725/m0u/

稲津焼

いなづやき

美濃稲津

元禄年間

1688-1704

岩島某創窯

小里焼

おりやき

美濃稲津

元禄年間

1688-1704

岩島角兵衛創む

土仏焼

どぶつやき

伊勢播磨

正徳年間

1711-1716

萬古焼

ばんこやき

伊勢

元文年間

1736-1740

沼波五左衛門創業、後江戸に移る、古萬古と呼ぶ

小萬古焼

こばんこやき

伊勢小向

元文年間

1736-1741

沼浪弄山 創設

安東焼

あんとーやき

伊勢安東

寛保年間

1741-1743

一説天明年間、瑞牙下位開窯、明治初年再興

犬山焼

いぬやまやき

尾張犬山

宝暦元年

1751

後文化七年東丸山に移り丸山焼の別称あり

時中焼

じちゅーやき

伊勢松坂

宝暦年間

1751-1763

丈七の作

武蔵萬古

むさしばんこ

東京向島

宝暦年間

1751-1763

一名、江戸萬古、沼波弄山向島小梅の里に開いた窯

大高焼

おーだかやき

尾張大高

明和年間

1764-1771

山口余延創設、大高山の押銘あり

http://kotobank.jp/word/%E4%BD%99%E5%BB%B6%E5%B9%B4?dic=nihonjinmei

瀬戸助焼

せつすけやき

伊勢四日市

明和安永年間

1764-1781

瀬戸の陶工瀬戸助の作

閑陸焼

かんろくやき

尾張瀬戸

安永年間

1772-1780

加藤閑陸の作

砥部焼

とべやき

伊勢砥部

安永四年

1775

大州藩主加藤候、其臣加藤三郎兵衛をして開窯せしむ、文政元年向井和平等再興

真草焼

まくさやき

尾張

天明頃

1781-1789

白寿焼

はくじゅやき

尾張

寛政頃

1789-1800

尾藩士千村白寿の作、一名、白就焼

九郎焼

くろーやき

尾張

寛政年間

1789-1800

尾張反し平澤九郎の作、二代松柏の作も佳

鳳造焼

ほーぞーやき

尾張瀬戸

寛政年間

1789-1800

市江利右衛門(号鳳造)の作

養老焼

よーろーやき

美濃養老

寛政安政頃

1789-1860

大橋秋二晩年の作、後明治年間牧田村にて焼く者あり

桑名萬古

くわなばんこ

伊勢桑名

江戸末期

1800-1868

有節萬古の影響を享け桑名に興った萬古焼

鈴鹿萬古

すずかばんこ

伊勢鈴鹿関

徳川末期

1800-1868

萬古焼の一、後明治中葉再興、関萬古とも呼ぶ

兼山焼

かねやまやき

美濃兼山

享和頃

1801-1804

素(土偏+素)仙堂川本治兵衛、加藤吉左衛門創設

駄知焼

だちやき

美濃駄知

文化元年

1804-1817

塚本源右衛門開窯

酔雪焼

すいせつやき

尾張名古屋

文化年間

1804-1817

豊楽焼

ほーらくやき

尾張名古屋

文化年間

1804-1817

楽焼、大喜豊助(号豊楽)の作、代々あり

余延年焼

よえんねんやき

尾張

文化年間

1804-1817

尾州藩儒者山口余延年の作、一名、大高焼

白鴎焼

はくおうやき

尾張常滑

文化文政頃

1804-1830

上村八兵衛(号白鴎)の作

宗玄焼

そーげんやき

尾張名古屋

文化文政頃

1804-1830

尾張藩士渡辺兵庫頭の作

八面焼

やつおもてやき

三河八面

文化文政頃

1804-1830

雑器窯

金谷焼

こんこくやき

尾張瀬戸

文化文政年間

1804-1830

横井斧隻(号金谷)の作

尾張焼

おわりやき

尾張瀬戸

文化天保間

1804-1844

尾州藩より「尾張」の木印が瀬戸に下附し、これを押した藩用の器

新製焼

しんせいやき

尾張瀬戸

文化四年

1807

加藤民吉創始、瀬戸にて陶器に対し磁器を呼ぶ

本業焼

ほんぎょーやき

尾張瀬戸

文化四年

1807

民吉が染付創始以来染め付けに対し陶器窯を本業と呼ぶ

玉垣焼

たまがきやき

伊勢玉垣

文政頃

1818~1829

平尾焼

ひらおやき

尾張名古屋

文政頃

1818~1829

尾州藩士平尾敷也の作

正木焼

まさきやき

尾張

文政頃

1818~1829

正木宗三郎開窯、二代の作品最も佳

川名焼

かわなやき

尾張川名

文政年間

1818~1829

加藤新七創設

見心焼

けんしんやき

尾張名古屋

文政年間

1818~1829

尾張藩士杉山三左衛門(号見心)の作

小糸焼

こいとやき

飛騨大名田

文政年間

1818~1829

細江三郎右衛門創設

日義焼

にちぎやき

尾張名古屋

文政年間

1818~1829

名古屋法蔵寺住職日義作

大畑焼

おおばたやき

尾張名古屋

文政末年

1825~1829

大畑大畑忠左衛門創設

http://kotobank.jp/word/%E5%A4%A7%E7%95%91%E5%BF%A0%E5%B7%A6%E8%A1%9B%E9%96%80

雲母焼

きららやき

三河吉良庄

天保元年

1830

土器

豊助焼

とよすけやき

尾張名古屋

天保年間

1830-1844

大喜豊助(号豊楽)創設、安政五年残代々あり

笠原窯

かさはらかあ

美濃笠原

天保年間

1830-1844

加藤景成創む

楠焼

くすやき

三河楠

天保年間

1830-1844

渋草焼

しぶくさやき

飛騨大名田

天保年間

1830-1844

戸田柳造開窯、一名、飛騨九谷、本山の銘あり

祖母懐焼

そびかいやき

尾張名古屋

天保年間

1830-1844

初代藤四郎創設以来断続し天保頃加藤唐三郎等名古屋市内に再興す、一名御庭祖母懐

有節萬古

ゆーせうばんこ

伊勢小向

天保二年

1831

森有節、萬古焼を復興

槇山窯

まきやまがま

伊賀玉瀧

天保十二年

1842

丸柱に倣いて創設

根本窯

ねもとがま

尾張小泉

嘉永元年

1848

代官坂崎源兵衛の命により小助のつくりたるもの

新萬古焼

しんばんこやき

伊勢四日市

嘉永年間

1848-1854

森有節の中興した有節萬古の刺激を受け、山中忠左衛門、堀友直、伊藤庄八、川村又助等の再興した萬古を総称して新萬古と呼ぶ

正三焼

しょうぞーやき

尾張名古屋

嘉永頃

1848-1854

鏡屋正七、宇治屋三郎右衛門の作

萩山焼

はぎやまやき

尾張御器所

嘉永頃

1848-1854

尾藩萩山金吾の作

有我焼

うがやき

尾張上宿

嘉永年間

1848-1854

増田三郎右衛門(号有我焼)開窯

杜若焼

かきつばたやき

三河

嘉永年間

1848-1854

岡崎藩御庭焼ともツタヘラレる

蓮也焼

れんややき

尾張

嘉永頃

1848-1854

尾張候の臣柳生蓮也の作

赤坂焼

あかさかやき

美濃赤坂

嘉永二年

1849

一名、温古焼

阿漕焼

あこぎやき

伊勢津市外

嘉永二年

1849

倉田久八古安東を再興せんとして創む

今尾窯

いまおがま

美濃今尾

嘉永四年

1851

春岱此地に来約三年間製陶

http://kotobank.jp/word/%E5%8A%A0%E8%97%A4%E6%98%A5%E5%B2%B1

陶斎焼

とーさいやき

名古屋

安政頃

1854-1859

射和萬古

いざわばんこ

伊勢射和

安政二年

1855

武川竹齋の復興した萬古焼

秋二焼

しゅーじやき

尾張瀬戸

安政四年残

1857

大橋秋二の作

川方焼

かわかたやき

伊勢川方

万延年間

1860

大松屋某、上島某創設

津島乾山

つしまけんざん

尾張

万延年間

1860

早梅亭焼

そーばいていやき

尾張

文久頃

1861-1863

五郎焼

ごろうやき

尾張川名

文久年間

1861-1863

寺尾市四郎創設、後川名に移窯して川名焼とよぶ

下村焼

しむもらやき

伊勢下村

文久二年

1862

杉山多兵衛創設

箕輪焼

みのわやき

東京三ノ輪

文久三年

1863

福島政兵衛が伊勢亀山藩主石川候の別邸内に築いた窯


出典 日本諸国窯一覧 横川民輔著 




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