2012年4月8日日曜日

東海三県の陶器市カレンダー(4-6月)

東海三県の4−6月の陶器市カレンダー

4月


4月の第2土・日
多治見陶器まつり
日本一暑いまちの、暑い冬季大廉売市
陶祖祭
第60回 たじみ陶器まつり
2012年4月7日(土曜日):9時~18時
2012年4月8日(日曜日):9時~17時

4月の第3土・日
瀬戸陶祖祭  
昭和37年にはじまり、今年で51回目を数えます。2日間は、陶祖供養をはじめ、御物奉献行列、せともの楽市、せと窯元直販処など、瀬戸市内で様々な行事が行われます。
陶祖・加藤景正(藤四郎)をしのぶ祭礼。

4月の第4土・日
常滑クラフトフェスタ2012
日時 2012年4月28日(土)・29日(日) 10:00~17:00
場所 旧常滑高校 常滑市奥栄町1-168
協賛会場 INAXライブミュージアム 常滑焼ヤマタネ
交流会 2012年4月28日(土)17:30~
交流会会場 旧常滑高校 フードコート広場


5月

5月3、4、5日に開催
美濃焼まつり美濃焼まつり
美濃焼おろしセンター
5月3、4、5日に開催(GW中)

3大陶器祭
35万人

東海地方の窯 年代不明のもの



明知焼

あけちやき

美濃

阿野焼

あのやき

尾張

飯高焼

いいたかやき

伊勢

池田焼

いけだやき

美濃

今村焼

いまむらやき

尾張瀬戸

瀬戸の一。今村にある諸窯の総称

印所窯

いんぞがま

尾張瀬戸

瀬戸古窯の一

岩邑焼

いまむらやき

美濃

内海焼

うちうみやき

尾張

梅屋敷焼

うめやしきやき

尾張

隠里焼

かくれざとやき

美濃

釜戸焼

かまどやき

美濃

菊水焼

きくすいやき

尾張

岐山焼

きざんやき

美濃金華山

一名、金華山焼、遠藤某創設

木瀬焼

きぜやき

三河

亀陽堂焼

きようどうやき

尾張

亀は旧字

吉良見焼

きらみやき

美濃

蔵持焼

くらもちやき

伊賀

蔵は旧字

挙母焼

ころもやき

三河挙母

三福寺焼

さんぷくじやき

飛騨三福寺

雑器窯

志師見焼

しじみやき

尾張

東雲焼

しののめやき

尾張

春慶焼

しゅんけいやき

尾張瀬戸

初代藤四郎法号を春慶と呼ぶ、春慶の作と伝えられるものの多くは桃末徳初の作

定林寺焼

じょうーりんじやき

美濃

白川焼

しらかわやき

美濃

水晶ヶ嶺焼

すしょうがーみねやき

尾張

田代焼

たしろやき

美濃

手向焼

たむけやき

美濃

竹斎焼

ちくさいやき

伊勢

陶然焼

とうねんやき

尾張常滑

赤井新兵衛(号陶然)の作

鳴海焼

なるみやき

尾張鳴海

西春焼

にしはるやき

尾張

西浦焼

にしうらやき

尾張

野中焼

のなかやき

美濃

馬場山田焼

ばばやまだやき

美濃

原松焼

はらまつやき

美濃

肥田焼

ひだやき

美濃

菱野焼

ひしのやき

尾張

二見焼

ふたみやき

伊勢

丸柱焼

まるばしらやき

伊賀丸柱

別名伊賀焼

丸山焼

まるやまやき

尾張犬山

犬山焼の別称

廬山焼

ろざんやき

尾張名古屋

山田櫂平の作


出典 日本諸国窯一覧 横川民輔著 



東海地方の窯 明治時代以降のもの


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富田萬古

とみたばんこ

伊勢富田

明治元年

1868

萬古焼の一

不二見焼

ふじみやき

尾張名古屋

明治初年

1868

尾州藩士村瀬某開窯

明日焼

あすやき

美濃船木山

明治初年

1868

楽焼にペンキを塗ったもの

石川焼

いしかわやき

伊勢河合

明治初年

1868

植木焼

うえきやき

伊勢

明治初年

1868

植木丸大夫創始

玉瀧焼

たまだきやき

伊勢玉瀧

明治初年

1868

久居焼

ひさいやき

伊勢久居

明治初年

1868

萬古焼の一

三光焼

さんこーやき

尾張常滑

明治二年残

1869

道八の門人松下垣義の作

大正萬古

たいしょーばんこ

伊勢四日市

明治八年

1875

川村又助、水谷寅次郎等の創始した新萬古のながれをくむ現在の四日市窯をいう

橋場焼

はしばやき

東京浅草橋場

明治八年

1875

瀬戸の井上良吉、陶器商島田惣兵衛と共に開窯

四日市焼

よっかいちやき

伊勢四日市

明治八年

1875

川村又助創業

萬松焼

ばんしょーやき

尾張名古屋

明治十一年

1878

辻鉦二郎創設

明世焼

あきよやき

美濃明世

明治中期

1883-1897

後廃絶

旭焼

あさひやき

伊勢山田

明治中期

1883-1897

朝比奈為之丞創設

余寒焼

よざむやき

尾張名古屋

明治二十四年

1891

辻鉦二郎名古屋夜寒の里で焼しもの

五十鈴川焼

いすずがわやき

伊勢宇治山田

明治40年

1907



出典 日本諸国窯一覧 横川民輔著 



東海地方の窯 江戸時代のもの



新次郎焼

しんじろーやき

伊賀

元和頃

1615-1624

新次郎の好みに従って造った伊賀焼、銘「新」またあ「新次郎」伊賀焼中上好の作

源十郎焼

げんじゅうろうやき

飛騨大名田

元和年間

1615-1624

源十郎創業、飛騨製陶の祖

下石焼

おろしやき

美濃下石

元和年間

1615-1624

加藤庄三郎開窯

源氏窯

げんじがま

尾張瀬戸

元和年間

1615-1624

瀬戸の古窯の一、一名、源十朗窯

市之倉焼

いちのくらやき

美濃市市之倉

徳川初期

1615-1700

一説に加藤直政建長年間創始現在杯の主産地

織呂窯

おろがま

尾張品野

徳川初期

1615-1700

瀬戸窯の一、「隠れ窯」

妻木窯

つまぎがま

美濃妻木

徳川初期

1615-1700

加藤太郎源右衛門創設

御深井焼

おふけやき

尾張名古屋城内

元和二年

1616

仁兵衛唐三郎太兵衛等創む窯印深井

高田焼

たかだやき

美濃高田

元和二年

1616

加藤景一創む、所謂高田徳利を産す

落合焼

おちあいやき

尾張落合

寛永頃

1624-1645

遠州伊賀

えんしゅーいが

伊賀丸山

寛永年間

1624-1645

小堀遠州の好みに従って焼いた伊賀焼

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%A0%80%E6%94%BF%E4%B8%80

城意庵窯

じょういあんがま

尾張鳴海

寛永年間

1624-1645

楽二代

御勝山焼

おかちやまやき

美濃赤坂

寛永二年

1625

前名温古焼

温古焼

おんこやき

美濃赤坂

寛永二年

1625

清水平七(号温古)創設、前名 御勝山焼

藤堂伊賀

とうどういが

伊賀

寛永十二年

1635

藤堂高次時代に創る、孫兵衛、伝蔵等の作

多治見焼

たじみやき

美濃多治見

寛永十八年

1641

加藤景増開窯

御庭焼祖母懐

おにわやきそぼかひ

尾張名古屋

正保年間

1644-1648

加藤仁兵衛等名古屋城内にての作

戸山焼

とやまやき

東京牛込

萬治年間

1658-1661

徳川尾張候戸山別邸楽々園内の御庭焼、文政年間斉荘候再興加藤唐三郎作る

楽々園焼

らくらくえんやき

東京牛込戸山

萬治年間

1658-1661

一名戸山焼、尾州藩戸山別邸内の御庭焼

元贇焼

げんぴんやき

尾張名古屋

萬治年間

1658-1661

帰化明人陳元贇の作、安南写、寛文十一年残

http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/70725/m0u/

稲津焼

いなづやき

美濃稲津

元禄年間

1688-1704

岩島某創窯

小里焼

おりやき

美濃稲津

元禄年間

1688-1704

岩島角兵衛創む

土仏焼

どぶつやき

伊勢播磨

正徳年間

1711-1716

萬古焼

ばんこやき

伊勢

元文年間

1736-1740

沼波五左衛門創業、後江戸に移る、古萬古と呼ぶ

小萬古焼

こばんこやき

伊勢小向

元文年間

1736-1741

沼浪弄山 創設

安東焼

あんとーやき

伊勢安東

寛保年間

1741-1743

一説天明年間、瑞牙下位開窯、明治初年再興

犬山焼

いぬやまやき

尾張犬山

宝暦元年

1751

後文化七年東丸山に移り丸山焼の別称あり

時中焼

じちゅーやき

伊勢松坂

宝暦年間

1751-1763

丈七の作

武蔵萬古

むさしばんこ

東京向島

宝暦年間

1751-1763

一名、江戸萬古、沼波弄山向島小梅の里に開いた窯

大高焼

おーだかやき

尾張大高

明和年間

1764-1771

山口余延創設、大高山の押銘あり

http://kotobank.jp/word/%E4%BD%99%E5%BB%B6%E5%B9%B4?dic=nihonjinmei

瀬戸助焼

せつすけやき

伊勢四日市

明和安永年間

1764-1781

瀬戸の陶工瀬戸助の作

閑陸焼

かんろくやき

尾張瀬戸

安永年間

1772-1780

加藤閑陸の作

砥部焼

とべやき

伊勢砥部

安永四年

1775

大州藩主加藤候、其臣加藤三郎兵衛をして開窯せしむ、文政元年向井和平等再興

真草焼

まくさやき

尾張

天明頃

1781-1789

白寿焼

はくじゅやき

尾張

寛政頃

1789-1800

尾藩士千村白寿の作、一名、白就焼

九郎焼

くろーやき

尾張

寛政年間

1789-1800

尾張反し平澤九郎の作、二代松柏の作も佳

鳳造焼

ほーぞーやき

尾張瀬戸

寛政年間

1789-1800

市江利右衛門(号鳳造)の作

養老焼

よーろーやき

美濃養老

寛政安政頃

1789-1860

大橋秋二晩年の作、後明治年間牧田村にて焼く者あり

桑名萬古

くわなばんこ

伊勢桑名

江戸末期

1800-1868

有節萬古の影響を享け桑名に興った萬古焼

鈴鹿萬古

すずかばんこ

伊勢鈴鹿関

徳川末期

1800-1868

萬古焼の一、後明治中葉再興、関萬古とも呼ぶ

兼山焼

かねやまやき

美濃兼山

享和頃

1801-1804

素(土偏+素)仙堂川本治兵衛、加藤吉左衛門創設

駄知焼

だちやき

美濃駄知

文化元年

1804-1817

塚本源右衛門開窯

酔雪焼

すいせつやき

尾張名古屋

文化年間

1804-1817

豊楽焼

ほーらくやき

尾張名古屋

文化年間

1804-1817

楽焼、大喜豊助(号豊楽)の作、代々あり

余延年焼

よえんねんやき

尾張

文化年間

1804-1817

尾州藩儒者山口余延年の作、一名、大高焼

白鴎焼

はくおうやき

尾張常滑

文化文政頃

1804-1830

上村八兵衛(号白鴎)の作

宗玄焼

そーげんやき

尾張名古屋

文化文政頃

1804-1830

尾張藩士渡辺兵庫頭の作

八面焼

やつおもてやき

三河八面

文化文政頃

1804-1830

雑器窯

金谷焼

こんこくやき

尾張瀬戸

文化文政年間

1804-1830

横井斧隻(号金谷)の作

尾張焼

おわりやき

尾張瀬戸

文化天保間

1804-1844

尾州藩より「尾張」の木印が瀬戸に下附し、これを押した藩用の器

新製焼

しんせいやき

尾張瀬戸

文化四年

1807

加藤民吉創始、瀬戸にて陶器に対し磁器を呼ぶ

本業焼

ほんぎょーやき

尾張瀬戸

文化四年

1807

民吉が染付創始以来染め付けに対し陶器窯を本業と呼ぶ

玉垣焼

たまがきやき

伊勢玉垣

文政頃

1818~1829

平尾焼

ひらおやき

尾張名古屋

文政頃

1818~1829

尾州藩士平尾敷也の作

正木焼

まさきやき

尾張

文政頃

1818~1829

正木宗三郎開窯、二代の作品最も佳

川名焼

かわなやき

尾張川名

文政年間

1818~1829

加藤新七創設

見心焼

けんしんやき

尾張名古屋

文政年間

1818~1829

尾張藩士杉山三左衛門(号見心)の作

小糸焼

こいとやき

飛騨大名田

文政年間

1818~1829

細江三郎右衛門創設

日義焼

にちぎやき

尾張名古屋

文政年間

1818~1829

名古屋法蔵寺住職日義作

大畑焼

おおばたやき

尾張名古屋

文政末年

1825~1829

大畑大畑忠左衛門創設

http://kotobank.jp/word/%E5%A4%A7%E7%95%91%E5%BF%A0%E5%B7%A6%E8%A1%9B%E9%96%80

雲母焼

きららやき

三河吉良庄

天保元年

1830

土器

豊助焼

とよすけやき

尾張名古屋

天保年間

1830-1844

大喜豊助(号豊楽)創設、安政五年残代々あり

笠原窯

かさはらかあ

美濃笠原

天保年間

1830-1844

加藤景成創む

楠焼

くすやき

三河楠

天保年間

1830-1844

渋草焼

しぶくさやき

飛騨大名田

天保年間

1830-1844

戸田柳造開窯、一名、飛騨九谷、本山の銘あり

祖母懐焼

そびかいやき

尾張名古屋

天保年間

1830-1844

初代藤四郎創設以来断続し天保頃加藤唐三郎等名古屋市内に再興す、一名御庭祖母懐

有節萬古

ゆーせうばんこ

伊勢小向

天保二年

1831

森有節、萬古焼を復興

槇山窯

まきやまがま

伊賀玉瀧

天保十二年

1842

丸柱に倣いて創設

根本窯

ねもとがま

尾張小泉

嘉永元年

1848

代官坂崎源兵衛の命により小助のつくりたるもの

新萬古焼

しんばんこやき

伊勢四日市

嘉永年間

1848-1854

森有節の中興した有節萬古の刺激を受け、山中忠左衛門、堀友直、伊藤庄八、川村又助等の再興した萬古を総称して新萬古と呼ぶ

正三焼

しょうぞーやき

尾張名古屋

嘉永頃

1848-1854

鏡屋正七、宇治屋三郎右衛門の作

萩山焼

はぎやまやき

尾張御器所

嘉永頃

1848-1854

尾藩萩山金吾の作

有我焼

うがやき

尾張上宿

嘉永年間

1848-1854

増田三郎右衛門(号有我焼)開窯

杜若焼

かきつばたやき

三河

嘉永年間

1848-1854

岡崎藩御庭焼ともツタヘラレる

蓮也焼

れんややき

尾張

嘉永頃

1848-1854

尾張候の臣柳生蓮也の作

赤坂焼

あかさかやき

美濃赤坂

嘉永二年

1849

一名、温古焼

阿漕焼

あこぎやき

伊勢津市外

嘉永二年

1849

倉田久八古安東を再興せんとして創む

今尾窯

いまおがま

美濃今尾

嘉永四年

1851

春岱此地に来約三年間製陶

http://kotobank.jp/word/%E5%8A%A0%E8%97%A4%E6%98%A5%E5%B2%B1

陶斎焼

とーさいやき

名古屋

安政頃

1854-1859

射和萬古

いざわばんこ

伊勢射和

安政二年

1855

武川竹齋の復興した萬古焼

秋二焼

しゅーじやき

尾張瀬戸

安政四年残

1857

大橋秋二の作

川方焼

かわかたやき

伊勢川方

万延年間

1860

大松屋某、上島某創設

津島乾山

つしまけんざん

尾張

万延年間

1860

早梅亭焼

そーばいていやき

尾張

文久頃

1861-1863

五郎焼

ごろうやき

尾張川名

文久年間

1861-1863

寺尾市四郎創設、後川名に移窯して川名焼とよぶ

下村焼

しむもらやき

伊勢下村

文久二年

1862

杉山多兵衛創設

箕輪焼

みのわやき

東京三ノ輪

文久三年

1863

福島政兵衛が伊勢亀山藩主石川候の別邸内に築いた窯


出典 日本諸国窯一覧 横川民輔著 




2012年4月7日土曜日

東海地方の窯 室町時代のもの

東海地方の窯 室町時代のもの




名称

よみ

地域

時代

西暦(目安)

メモ

藤四郎焼

とうしろうやき

尾張瀬戸

安貞頃

1227-1229

古瀬戸窯の別称

真中古窯

まちゅーこがま

尾張

文永年間

1264-1274

初代藤四郎の子藤五郎開窯

破風窯

はふうがま

尾張

建武年間

1334-1336

一説に四代藤四郎開窯とつたえらよる

伊賀焼

いがやき

伊賀丸住

足利年代

1336-1573

享禄年間次郎大夫太郎再興。寛永以降茶器を作る。「いが」名は元祿以降ノ作

瓶子窯

へいしがま

尾張赤津

足利末期

1467-

所謂椿手の終末期に属す

美濃焼

みのやき

美濃

足利末期

1467-

加藤景光久尻に開窯するにはじまり、土岐、恵那、可児三郡より産する陶器の総称、鎌倉期の古窯もあり

金華山焼

きんかざんやき

美濃金華山

応仁年間

1467-1468

三代目藤四郎創設とつたえられる

宗右衛門焼

そーえもんやき

尾張

文明頃

1469-1487

大川焼

みのおおかわ

美濃大川

文明年間

1469-1487

加藤景信創設

久野焼

ひさのやき

尾張

文明年間

1469-1487

久野彌兵衛の作

志野焼

しのやき

尾張

文明頃

1469~1487

足利義政志野宗信に造らしめたるに起る

水上焼

みなかみやき

美濃水上

天文年間

1532-1555

加藤十二代萬右衛門開窯

織部焼

おりべやき

尾張瀬戸

天正年間

1573-1592

古田織部正重然創始

茂右衛門焼

もえもんやき

尾張瀬戸

天正頃

1573~1592

茂右衛門の作、茶入多し、窯印十

久尻焼

くじりやき

美濃

天正十一年

1574

加藤景光創窯

筒井伊賀

つついいが

伊賀

天正十二年

1574

筒井定次の命によって作った伊賀焼

大萱窯

おーかやがま

美濃久々利

天正五年

1578

加藤景信築窯、最上の志野を産す

猿爪窯

ましずめがま

美濃陶

天正六年

1579

加藤景貞開窯

黄瀬窯

きのせがま

伊豆雲井

文禄年間

1592-1596

神器徳利の類を焼く

伏木焼

ふしきやき

尾張常滑

慶安年間

1596-1615

龍門焼

りゅーもんやき

尾張前津

慶応頃

1596-1615

鈴木宗兵衛創む

岡崎永楽

おかざきえいらく

三河岡崎

慶応年間

1596-1615

永楽和全高須某と創む

古戦場焼

こせんじょうやき

尾張桶狭間

慶応年間

1596-1615

楽焼

曽木焼

そぎやき

美濃

慶長頃

1596-1615

筑後朝日焼

ちくごあさひやき

美濃

慶長頃

1596-1615

加藤筑後守景延の作

朝日窯

あさひがま

尾張瀬戸

慶長年間

1596-1615

瀬戸古窯の一、明和七年川本治兵衛再興す

伊奈織部

いなおりべ

尾張

慶長年間

1596-1615

大富窯

おーとみがま

美濃大富

慶長年間

1596-1615

大萱につづき志野黄瀬戸を産す

窯下窯

かましたがま

美濃久々利

慶長年間

1596-1615

志野、黄瀬戸の類を産す

久々利焼

くくりやき

美濃久々利

慶長年間

1596-1615

大萱、大平等久々利村にあろう窯の総称

品野窯

しなのがま

尾張瀬戸

慶長十五年

1610

加藤新右衛門再興


出典 日本諸国窯一覧 横川民輔著 




東海地方の窯 藤原・鎌倉時代のもの


東海地方の窯 藤原・鎌倉時代のもの

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名称

よみ

地域

時代

メモ

瀬戸焼

せとやき

瀬戸

藤原時代

安貞元年初代藤四郎帰朝後開窯以来継続まのに伝える

常滑焼

とこなめやき

常滑

藤原時代

赤井陶然、伊奈長三、上村白鴎等妙手としてしらる

赤津焼

あかずやき

瀬戸

鎌倉時代

瀬戸窯の一、主として猿投西麓に古窯址散布す

黄瀬戸

きぜと

瀬戸

鎌倉時代

一説に二代藤四郎基通創始とつたえらる

金華山焼

きんかざんやき

美濃

鎌倉時代

遠藤某開窯、一名岐山焼

古伊賀

こいが

丸住

鎌倉時代

古瀬戸窯

こぜとがま

瀬戸

鎌倉時代

瀬戸付近に散在する古窯の総称

猿投焼

さなげやき

三河

鎌倉時代

猿投山麓一体の瀬戸古窯の総称

出典 日本諸国窯一覧 横川民輔著